“Sambao” (1992) Kenny Barron
Kenny Barron (Piano)
Nico Assumpcao (Bass) Victor Lewis (Drums) Toninho Horta (Guitar) Mino Cinelu (Percussion)

ケニー バロン

 Kenny Barron、あのToninho Hortaとの共演アルバム。
 Kenny Barron、私にとってはThis is Jazz Piano. な人。
 端正で一糸乱れぬ律儀なジャズピアノ。
 結論からすれば、このアルバムも曇りなし、完璧なジャズサンバのアルバム。
 魅力的なKenny Barronのオリジナル曲と軽快なジャズサンバのリズム。
 ジャズはもちろん、ジャズサンバの勘所をきちんと押さえたまとまりのいいピアノ。微塵の迷いもなし。
 落ち着いた音も、突っ走る音も完璧。文句なし。
 でも、Toninhoさんはどこに行ったんだろう?
 少なくとも中盤以外は全編に入っているのに何故か影が薄い。いや、ない。 浮遊感の「フ」の字もなし。まるでGeorge Bensonのようなギターソロまであったり・・・(こんなの弾くんだ、と新鮮でしたが・・・)
 全編Kenny Barronの端正な音楽。 素晴らしいピアノ、とても素晴らしいジャズサンバ。
 それだけKenny Barronが偉大ということなんだろう。
 でもToninhoさんの曲、せめて一曲ぐらいやってもいいのにね・・・




posted by H.A.