“Chico Pinheiro” (2005) Chico Pinheiro
Chico Pinheiro (Guitar, Vocals)
Fábio Torres, Rafael Vernet (Piano) Marcelo Mariano, Paulo Paulelli, Serginho Carvalho (Bass) Edu Ribeiro (Drums) Armando Marçal (Percussion) Paulo Sérgio Santos (Clarinet) Andréa Ernest Dias (Flute) João Bosco, Luciana Alves, Tatiana Parra (vocals)

Chico Pinheiro
Chico Pinheiro
Discmedi
2014-03-17
シコ ピニエロ

 ブラジリアンギタリストChico Pinheiro、2005年作。
 デビュー作?“Meia-Noite Meio-Dia”(2003)の延長線上、これまたカッコいいMBP、ブラジリアンフュージョン。
 シャープなオリジナル曲。
 ブラジルっぽい優しげで大らかな感じではなくて、現代的で洗練されたイメージ、リズムも少し早目。
 ギターも同様。
 ガットギターとエレキギターを取り混ぜながら、これまた洗練されたシャープな音。
 弾き始めるとどこまでも行ってしまいそうな疾走感。
 リズム隊も決して派手ではないけども、リーダーと同様、切れ味抜群な音。
 軽快でうるさくならない、でも推進力のあるドラム、ベースの作る静かながら強いグルーヴ、ツボ抑えた美しいピアノ。
 さらに、こちらはいかにもブラジルっぽい少し線が細めの本人のボーカル、本作でも多くの曲でフィーチャーされる限りなく透き通ったLuciana Alvesの儚げなボイス。
 この組み合わせ、バランスが秀逸。
 しなやかなブラジルのムードと郷愁が根底に流れる中での、静かなクールネス。
 Pat Metheny的でもToninho Horta的でもない、それらよりもジャズに寄った鋭い音。
 唯一無二のカッコよさ。




posted by H.A.