“Dolphin Dance” (1994) Leonardo Amuedo, Hein Van de Geyn
Leonardo Amuedo (guitar) Hein Van de Geyn (bass)

Dolphin Dance
Leonardo Amuedo & Van De Geyn
Challenge
2015-09-08
レオナルド アムエド

 “Algum Lugar” (2013) Diana Horta Popoffに参加しているギタリストとオランダのベーシストのDuo。
 オランダ録音、ギタリストは、柔らかなムードからしてブラジルの人だろうと思っていたらウルグアイの人。近年はIvan Linsのバンドの人のようですね。
 曲目を眺めるとジャズスタンダード集なので、何となくありがちなモノかなと不安もあるのですが、ところがどっこい、これが素晴らしい演奏集。
 とてもキレイなクリーントーンのエレキギター。
 強めのエフェクティング(コーラス?)がとても涼しげ、スペーシーでいい感じ。
 今の季節には合わないのかもしれませんが、ジャケットの写真のような心地よさ。
 音の心地よさだと最右翼に来そうなアルバム。
 歪ませないMike Stern、Joe Beck、Chuck Loebあたりのイメージに近いのでしょう。
 フレージングはもちろん、微妙な音の使い方、作り方がうまいのかなあ。
 何か普通の人とは違うムード。 
 南米系をさんざんやった後でのジャズだからでしょうか。独特の浮遊感、柔らかさ。
 普通のスタンダード演奏が少し違ったものに聞こえます。
 ジャズスタンダードもいいですが、ブラジル曲をやるともっとカッコいいんだろうなあ。
 下の映像のようにね。




posted by H.A.