“Live At The Fillmore East (March 7, 1970) - It's About That Time” (Mar.1970) Miles Davis
Miles Davis (Trumpet)
Dave Holland (Bass) Jack DeJohnette (Drums) Chick Corea (Electric Piano) Airto Moreira (Percussion) Wayne Shorter (Soprano Saxophone, Tenor Saxophone)

マイルス デイビス

 “Bitches Brew” (Aug19-21,1969)録音の約半年後、”Miles At Fillmore” (Jun.1970)の3ヶ月前。
 ツアーの端緒、Wayne Shorter入りの最後のMilesバンドだったのでしょう。
 演奏については言わずもがな、鬼気迫るような凄まじさ。
 音質もまずまず。ベース、エレピ、トランペット、サックス、すべてが鮮明、バランスも良好。
 正規アルバム“Miles Davis At Fillmore” (Jun.1970)よりもWayne Shorterがいる分、また起承転結が見える分、こっちの方がいいかな、が私見。
 ”Miles At Fillmore(完全版)”を聞き、周辺の音源をあらためて聞くと、さて?
 編集された正規版か、無編集か、Keith Jarrett入りか、Wayne Shorter入りか・・・
 うーん・・・。
 何はともあれ、毎度毎度の”Directions”のイントロ部分のワクワク感、テーマ後のMilesの入り方のカッコいいこと。 この2セットは緩みなし。”1969Miles”と同レベル。
 この瞬間だけでもどんなに価値があることか。まさにキターーーーってやつね。
 さらにWayne Shorterの凄まじいこと。
 この辺りが彼の生涯最高の演奏なのでしょう。全編完全にブチ切れ状態。
 Weather Reportもいいけど、こっちの方が合ってるように思うんだけどねえ・・・ ま、こんな調子で吹き続けると命縮めてるかもね・・・Milesも然り。
 Dave Holland、Jack DeJohnette、Chick Coreaのリズム隊もずーーーっとブチ切れ状態。
 なんとももはや呆れるばかり・・・
 おっとAirto Moreiraもいい感じで妖しげなムードを助長してますね。
 さて、これを機会に諸々聞き直してみて、私的には”1969Miles”から宗祖替え。
 Wayne Shorterの最高の演奏が聞けるとともに、音質も良好の本作“Live At The Fillmore East - It's About That Time”を一押し。あくまで本日は。
 これがもし、この音質で1970年代に出ていたら神アルバムだった・・・のでしょうねえ。
 いずれにしても不世出のすごいバンド。




 さて、ライブ録音中心に周辺の音源を並べてみました。(誤り御免。ブートレッグ、映像作品は把握していません。)
 並べてみると、やはりまだ聞いていない“The Cellar Door”、”Bitches Brew完全版云々”を聞かなきゃいかんのでしょうね・・・

(Jul. 5,1969) ”Bitches Brew Live” /一部
(Jul.25,1969) ”1969Miles - Festiva De Juan Pins
(Aug.19-21,1969) “Bitches Brew
(Mar.1970) “Live At The Fillmore East (March 7, 1970) - It's About That Time
(Apl.10.1970) “Black Beauty / Miles Davis At Fillmore West
(Apl.11.1970) ”Miles At Fillmore” (完全版)/一部
(Feb.Jun.1970) “Live Evil” /一部
(Jun.1970) “Miles Davis At Fillmore”、”Miles At Fillmore” (完全版)
(Aug.29.1970) ”Bitches Brew Live” /一部”
(Dec.16-19.1970) “The Cellar Door Sessions1970” “Live Evil” /一部
(Jun.1972) “On The Corner
(Sep.1972) “In Concert
(Mar.1974) “Dark Magus
(Feb.1.1975) “Agharta”、“Pangaea

posted by H.A.