“Changes” (1983) Keith Jarrett
Keith Jarrett (piano)
Gary Peacock (bass) Jack DeJohnette (drums)

Changes
Keith Jarrett
Ecm Records

キース ジャレット

 Keith Jarrettスタンダーズの凄さは、おそらくスタンダード曲を高いテンションで演奏しきっていることなのでしょう。
 が、テンションの高さでは、やはりオリジナル曲、インプロビゼーションの方が上。
 本作は“Standards, Vol. 1”、“Standards, Vol. 2”と同セッションでのインプロビゼーション演奏+α。
 先が読めない不安感、期待感の中、素晴らしい音楽が展開されていくスリル。
 1970年代のソロピアノやバンドの時のような強烈なメロディは少ないけども、その分クール。
 冒頭は少し沈んだムード。
 ヒタヒタと迫りくるような凄み。
 時折現れる強烈な疾走感、崩れそうで崩れない混沌一歩手前の美しさ・・・
 各人ともまだまだ絶頂期と思われる時期だけに、凄まじいインプロビゼーション。
 長尺な曲の中で先が読めないドラマが次々と展開されていく。
 どのストーリーも感動的。




posted by H.A.