“New Directions” (Jun.1978) Jack DeJohnette
Jack DeJohnette (drums, piano)
John Abercrombie (guitar, mandolin) Lester Bowie (trumpet) Eddie Gómez (bass)

New Directions
Jack De Johnette
Ecm Import
2000-08-15
ジャック ディジョネット

 Jack DeJohnetteのスーパーバンド。
 端正なトランペット、強烈なリズム隊。
 が、John Abercrombieのふわふわと漂う妙にくぐもったギター?の音。
 オーディオの右チャンネルの故障かも・・・あるいはまだサイケから脱していなかったのか・・・冒頭曲でそう思っていると、だんだんとギターの輪郭がはっきりしてきます。
 ギターではなくてマンドリンだったのかあ・・・? などなど、楽器の違いも含めて、まだサイケ、フレーズもロック的なものも混ざりつつも、全体的には後年のAbercrombieの成分多し。
 やはりここらでは既に変わっているのでしょうかね?どうでしょう?
 さておき、明瞭で潔いトランペットと、スモーキーというよりくぐもったギター?の対比、
 重量級のリズムの強烈な推進力、
 Jackがピアノを弾くバラードはトランペットもギターも絶品、 
 などなど、変わりものながら面白いバンド。
 ところで”Directions”とはあのMilesバンド、ライブでの激烈なスタートチューン、Joe Zawinulの曲名由来なのでしょうかね?




posted by H.A.