“Cloud Dance” (Mar.1975) Collin Walcott
Collin Walcott (sitar, tabla)
John Abercrombie (guitar) Dave Holland (bass) Jack DeJohnette (drums)
シタール、タブラを操るCollin Walcott、初リーダー作。
“Gateway”バンドとの共演、“Gateway” (Mar, 1975)と同時期のセッションだと思われます。
激しいコンテポラリージャズでも、瞑想的な世界でもなくて、明るく前向き、穏やかな音楽。
後のPat Methenyの音楽をシタール中心でやってみました、ってな感じ。
Ralph TownerとのOregonよりも爽やかでわかりやすい音楽かもしれません。
John Abercrombieも極端に音を飛ばすわけでも歪ませるわけでもなく、落ち着いた演奏。
シタールと浮遊感のあるギターの相性は抜群、いい感じのインタープレーがそこかしこに。
聞き慣れない妖しい楽器の響きが醸し出すエキゾチシズム、非日常感はありますが、洗練された演奏がそれを日常に引き戻すような感じ。
意外に緩めの緊張感もいいバランス心地よさ。
もちろんリズム隊は最高峰のお二方、控えめながらも強い推進力のある土台作り。
Gatewayバンドの様な強烈さはないにせよ、また、聞き慣れない響きの楽器が主体であるものの、気難しかったり過激だったりではなく、むしろ優しい印象。
何でもできる超リズム隊Gatewayと洗練されたエキゾチシズムの不思議な融合は、スッキリした無国籍コンテンポラリージャズ。
※近い時期の演奏から。
posted by H.A.
Collin Walcott (sitar, tabla)
John Abercrombie (guitar) Dave Holland (bass) Jack DeJohnette (drums)
“Gateway”バンドとの共演、“Gateway” (Mar, 1975)と同時期のセッションだと思われます。
激しいコンテポラリージャズでも、瞑想的な世界でもなくて、明るく前向き、穏やかな音楽。
後のPat Methenyの音楽をシタール中心でやってみました、ってな感じ。
Ralph TownerとのOregonよりも爽やかでわかりやすい音楽かもしれません。
John Abercrombieも極端に音を飛ばすわけでも歪ませるわけでもなく、落ち着いた演奏。
シタールと浮遊感のあるギターの相性は抜群、いい感じのインタープレーがそこかしこに。
聞き慣れない妖しい楽器の響きが醸し出すエキゾチシズム、非日常感はありますが、洗練された演奏がそれを日常に引き戻すような感じ。
意外に緩めの緊張感もいいバランス心地よさ。
もちろんリズム隊は最高峰のお二方、控えめながらも強い推進力のある土台作り。
Gatewayバンドの様な強烈さはないにせよ、また、聞き慣れない響きの楽器が主体であるものの、気難しかったり過激だったりではなく、むしろ優しい印象。
何でもできる超リズム隊Gatewayと洗練されたエキゾチシズムの不思議な融合は、スッキリした無国籍コンテンポラリージャズ。
※近い時期の演奏から。
posted by H.A.