“Brilliant Corners” (1956) Thelonious Monk
Thelonious Monk (piano, celesta)
Ernie Henry (alto sax) Sonny Rollins (tenor sax) Paul Chambers, Oscar Pettiford (bass) Max Roach (drums) Clark Terry (trumpet)

セロニアス モンク

 天才セロニアス・モンク。
 この世紀の名作は「モダンジャズ」の異端。
 とても変わったメロディとピアノ。
 親しみやすさはない。
 オーソドックスなリズム、ブルースもそれにつられて変わった感じがする。
 ハードボイルドなムードが漂っているのだけども、ユーモアも感じるし、そればかりではない。
 ただ尋常ではないムードはわかる。
 なぜかロマンのようなものも感じる。
 ある意味、未完成な質感。
 達人たちのインプロビゼーションは、その未完成な構築物を一つずつ積み上げているようにも聞こえる。
 いや、もしかしたら、それが彼の意図で、その意味で完成された音楽なのかもしれない・・・
 凡人の私にできることは、ただただ想像するのみ。
 要するに、こんなに想像力がかきたてられる音楽は他にはない。
 「モダンジャズ」の勃興期にしてこの音楽。
 Thelonious Monkの天才。

 (Monkさんのピアノって、カナヅチの音に聞こえるんですよね・・・極めて貧困な想像力・・・)




posted by H.A.