”Live in Concert” (2014) Manu Katché
Manu Katché (drums)
Luca Aquino (trumpet) Tore Brunborg (tenor saxphones, synth bass) Jim Watson (piano, Hammond organ)
マヌ カッチェ
ECMレコードでの諸作がとても素晴らしかったフランス人ドラマーManu Katché、同じくドイツのACT Musicへの移籍第一弾、ライブ録音。
メンバーは“Manu Katché” (2012)からトランぺッターが変わったのみ、曲はECMに録音したもの中心。
さて、予想通り良くも悪くもECMマジックが解けた、明るく元気な爆発力のあるManu Katche。
明るい本人のキャラクターとECMのレーベルカラーの融合が特別な音を作っていたように思いますが、本作で本人側に振り切ったイメージ。
“Playground” (2007)あたりまではしっとりとした感が全篇を支配、“Third Round” (2010)で明るさが前面にでて、“Manu Katché” (2012)で再びしっとり・・・移籍・・・ま、詮索は止めときましょう。そういうことなんでしょう。
さて本作、いかにもライブ録音、とてもエキサイティングなコンテンポラリージャズ。
8ビート的なリズムを基調にスネアの音が強烈なビシバシドラム。静かに舞い散るようなシンバル音は聞こえなりましたが、それでもメリハリの強い素晴らしいドラム。
インプロビゼーションのスペースもたっぷり。 トランペット、テナー、ピアノともに強烈な演奏。
サックスはスタジオ録音からは想像できない暴れっぷり、トランぺッターもECMっぽい静々としたサブトーンの強い音から激情まで、さらにはオルガンのブチ切れた演奏・・・。
曲は寂寥感が強い彼独特のメロディですが、爆発力のある演奏の勢いのの勝ち。
ドカーンと盛り上がるステージがそのまま詰め込まれたアルバム。
上質だけど派手ではないベルベットのジャケットから、革ジャンに着替えたManu Katché。
どちらがいいかはお好み次第。
残念なのは、ECMのManu Katchéのような素敵な音楽をやる人が他にはいないこと・・・
posted by H.A.
Manu Katché (drums)
Luca Aquino (trumpet) Tore Brunborg (tenor saxphones, synth bass) Jim Watson (piano, Hammond organ)
マヌ カッチェ
ECMレコードでの諸作がとても素晴らしかったフランス人ドラマーManu Katché、同じくドイツのACT Musicへの移籍第一弾、ライブ録音。
メンバーは“Manu Katché” (2012)からトランぺッターが変わったのみ、曲はECMに録音したもの中心。
さて、予想通り良くも悪くもECMマジックが解けた、明るく元気な爆発力のあるManu Katche。
明るい本人のキャラクターとECMのレーベルカラーの融合が特別な音を作っていたように思いますが、本作で本人側に振り切ったイメージ。
“Playground” (2007)あたりまではしっとりとした感が全篇を支配、“Third Round” (2010)で明るさが前面にでて、“Manu Katché” (2012)で再びしっとり・・・移籍・・・ま、詮索は止めときましょう。そういうことなんでしょう。
さて本作、いかにもライブ録音、とてもエキサイティングなコンテンポラリージャズ。
8ビート的なリズムを基調にスネアの音が強烈なビシバシドラム。静かに舞い散るようなシンバル音は聞こえなりましたが、それでもメリハリの強い素晴らしいドラム。
インプロビゼーションのスペースもたっぷり。 トランペット、テナー、ピアノともに強烈な演奏。
サックスはスタジオ録音からは想像できない暴れっぷり、トランぺッターもECMっぽい静々としたサブトーンの強い音から激情まで、さらにはオルガンのブチ切れた演奏・・・。
曲は寂寥感が強い彼独特のメロディですが、爆発力のある演奏の勢いのの勝ち。
ドカーンと盛り上がるステージがそのまま詰め込まれたアルバム。
上質だけど派手ではないベルベットのジャケットから、革ジャンに着替えたManu Katché。
どちらがいいかはお好み次第。
残念なのは、ECMのManu Katchéのような素敵な音楽をやる人が他にはいないこと・・・
posted by H.A.