“Pano Pra Manga” (1996) Rosa Passos
Rosa Passos (Vocal, Guitar)
Andrea Earnest Dias, Carlos Malta(Flute) Armando Marcal (Percussion) Chico Buarque, Ivan Lins (Vocals) Glauco Fernandes, Leo Ortiz(Violin) Lula Galvao (Guitar) Marco Brito (Keyboards) Marco Brito (Piano) Iura Ranevsky (Cello) Jorge Helder, Jorge Helder, Nema Antunes (Bass) Erivelton Silva (Drum) Pedro Amorim (Bandolin)

Pano Pra Manga
Rosa Passos
Caravelas
ホーザ パッソス






 Rosa Passos、前作“Festa” (1993)と同様、とても素敵なボサノバ~MPB(ブラジリアンポップス)作品。
 同じくジャズボッサコンボ+ストリングスを中心とした柔らかな演奏。
 余剰な音や音の加工が少なくなって、さらにナチュラルにスッキリした感じ。
 本作もオリジナル曲中心。
 激甘なメロディや、一度聞いたら忘れないような強烈なメロディはないのだけども、常に穏やかで優しげ、哀愁が流れる空気感。
 声はもちろん、本人のゆったりとしたギターの影響も大きいのだとは思うのだけども、このさりげない上質感は唯一無比。
 もちろんJobimさんは神様だろうし、その影響も大きいのだろうけども、こちらはまだまだ人間臭く俗臭い。
 ゲストで参加している大御所Chico Buarque、Ivan Linsの素晴らしさに勝るとも劣らず。
 彼らの表出する哀愁は強烈だけど、Rosaさんの哀愁はサラリとしていてベタつかない。
 MPBでもボサノバでも決して変わらない、とても穏やかな優しさ、そして郷愁。
 このアルバム、さりげないし、ポップス仕立ても多いし、ジャケットは地味だし、決して有名でもないだろうけども、とてつもなく素晴らしい作品かもしれない。聞けば聞くほど・・・。
 “Entre Amigos” (2003)、”Rosa"(2006)に匹敵する素晴らしさ、聞きやすさはその中でも筆頭。

(※この投稿は2016/02/23から移動しました。)




posted by H.A.