"E Dona Da Bossa " (1963-1965) Claudette Soares
Claudette Soares (vocal) and others

クラウデッチ ソアレス

 真夏の夜のボサノバ。
 ブラジルの女性ボーカルClaudette Soares、ノスタルジックなポピュラー音楽~ボサノバ。
 楽園へのトリップツール。
 前半はストリングスを従えたあの時代のジャズ~ボサノバ~ポップス仕立て、ブラジルというよりむしろアメリカ西海岸っぽいテイスト。
 後半はコンボをバックに素直なボサノバ。
 オーソドックスなボサノバ的なサラッとした歌い方ではなく、後ろに引きずり気味、ビブラート強め、いかにも女性です、なタイプ。
 これがあの時代のストリングスアレンジとマッチしてなんともゴージャス。
 英語ではなく、柔らかなポルトガル語の響きも含めて、楽園テイスト。
 そして、このアルバムがいいのは、A面とB面の質感が全く異なるところ。
 CDで聞いていると、夢見心地もベタついてきて飽きたかな・・・と思う頃、いいタイミングで乾いたボサノバが始まります。
 これは軽妙でいい感じの口直し。
 単に便利なだけじゃん、と言ってしまえば元も子もないのですが、これが結構あなどれない素晴らしさ・・・
 もちろんA、B両面ともに音楽自体が素晴らしいアルバムです。 
 この季節の夜にピッタリの音。


 

posted by H.A.