“Time Unit” (1984) Lars Danielsson
Lars Danielsson (bass)
Anders Kjellberg (drum) Göran Klinghagen (guitar) Anders Persson (keybords)

Time Unit
Lars Danielsson
Imports
2010-01-05
ラーシュ ダニエルソン

 若き日のLars Danielsson、こちらは全く異質のフュージョンっぽいアルバム。
 冒頭はWeather Reportっぽいし、シンセサイザーとちょっとロックなギター、ポップっぽい曲、レゲエっぽいリズムの曲、Pat Metheny的サウンドまで多種多様。
 近年の必殺技、激甘・郷愁曲はありません。
 ノリが良くて、でも、質感は柔らか、しなやか。
 一味違う、カッコいいヨーロピアンフュージョン。
 また、近年のリーダー作と比べると明るく元気。
 この頃のヨーロピアンフュージョンはこんな感じの音が多いかなあ。
 ECMの作品をたくさん聞いていると、この時期のヨーロッパ、ちょっと暗め冷ための雰囲気、緊張感が高かったのかな?と思いきや、実はそうでもなかったのかな?Eberhard Weberとかも基本は明るいもんね。
 さて、ここからちょっと内にこもる感じのDave Liebman, Bobo Stensonとのバンドを経ながら、また、ジャズ界全体のアコースティック回帰に乗りながら、近年の「北欧哀愁小説ジャズ」に変わっていくんでしょう。
 どの局面でもカッコいい音を作るLarsの天才。

posted by H.A.