“Primeiro Céu” (2015) Bianca Gismonti
Bianca Gismonti (piano, voice)
Julio Falavigna (drum) Antonio Porto (bass) and others

ビアンカ ジスモンチ

 Egberto Gismontiの娘さん、Bianca Gismontiのピアノトリオを中心とした最新作。
 とても前向きなジャズ&MPB(ブラジリアンポップス)、MPB&ジャズ。
 前作で強かった父Gismonti色が薄くなりましたかね?
 多様なサウンドは前作と同様。ジャズ、ポップス、ロック、Folklore、・・・ごった煮状態。
 日本の女性ジャズピアニストっぽいしっとりとした冒頭曲にあれ?と思っていると、エレキベースがうなるグルービーな展開。
 さらには変わったビート感のフュージョン曲、ポップ曲、ちょっとヘビー目のFolkloreっぽい曲。
 はたまたいかにもジャズなホーンが乗ってきたり、緩やかなハーモニカが出てきたり、などなど。
 ピアノも激しい系だと思っていたら、かなり抑制系に。
 強めのタッチ、明確なビート感、のイメージは残っているけども、前に前に、といった感じが抑えられ、父Gismonti色が抜けてきた感じでしょうか?
 ドラマチックな曲、展開の、アコースティックなMPB的ジャズ、ジャズ的MPBってな感じ。
 Voiceが入る曲がとてもカッコいい。
 多様だけどもバラバラな感じはではなく、一本筋が通った統一感のある内容。
 いずれにしても、ジャンルごった煮、強いビート感ながら、Brazilっぽい哀愁感が常に流れる素敵な音楽です。 




posted by H.A.