“Blackstone Legacy” (1970) Woody Shaw 
Woody Shaw (trumpet) 
Gary Bartz (alto saxophone, soprano saxophone) Bennie Maupin (tenor saxophone, bass clarinet) George Cables (piano, electric piano) Ron Carter (bass) Clint Houston (electric bass) Lenny White (drums)

Blackstone Legacy
Woody Shaw
Contemporary
ウッディ ショー







 通好み?のトランぺッターWoody Shaw。
 本作はモダンジャズではなくエレクトリック・マイルスの進化版。
 最初から最後までぶっ飛びまくりのエネルギー放出型のハイテンションジャズ。
 メンバーはMiles系、Herbie Hancock系のつわもの達。
 Ron Carterを除けばまだ若手で売出し中の頃でしょうか?
 冒頭からドラムがドカドカバコバコ、ベースがブンブンドコドコ、怒涛のような音の波。
 そこに上品なエレピ入ってバランスを保ちつつ、管の皆様がブチ切れたソロを展開。
 あの"Bitch’s Brew" (1969) Miles Davisをさらに激しくしたというか、そんな感じ。
 リーダーのトランペットは全くMilesっぽくは無いので逆に新鮮な感じだし、サックスが入るとColtraneが若返って吹きまくっているようでもあるし、ピアノがHerbieっぽいのはご愛嬌。
 全体を通じては4ビートも多く、エレクトリックマイルスよりもジャズっぽい。
 ”Bitch’s Brew”が世に出たばかりのあの時代、Miles帝王や神様Coltraneを崇めつつも、新しい音を模索していたんだろうなあ、と思わせる音作り。
 よりジャズっぽい"Bitch’s Brew"というか、ポップでは無い"Head Hunters"というか。
 ちょっと時代を感じさせつつも、カッコいい音楽。
 大音量で聞くとストレスが吹っ飛びそうな心地よさ。
 この季節には暑苦しいけども・・・ 




posted by H.A.