“Motility” (1977) Steve Kuhn
Steve Kuhn (piano)
Steve Slagle (soprano and alto saxophone, flute) Harvie Swartz (bass) Michael Smith (drums)
※原盤は廃盤のようです。1970年代作品3枚セットでどうぞ。ジャケットもよかったのに・・・
これはカッコいい。
コンテンポラリージャズの典型その1。
モダンジャズとは遠いし、フュージョンと呼ぶには柔らか過ぎます。
ヨーロッパっぽい音なのでヨーロピアンフュージョンと呼ぶのも何か違いそうだし、おまけにリーダーはアメリカ人。
カテゴライズは難しそうです。
美しくエキサイティングな音楽。
難しくも複雑でもありません。
アップテンポでは強烈な疾走感。
バラードではピアノの独特のタメでルバートっぽくなり、ドラマチック。
ときおり飛び出す得意の不協和音、スケールアウトが不思議感を醸し出します。
曲はメロディアスな美曲揃い。
サックス、フルートのスペースは大きく、素晴らしい演奏だけど、あくまで全体の中に溶け込み、ピアノを中心としたバンドの全体音が響きます。
後半は少しポップになりフュージョンっぽくなってきますが、それら含めて新しい質感の音楽。
しなやかで美しい、森のような音。
posted by H.A.
Steve Kuhn (piano)
Steve Slagle (soprano and alto saxophone, flute) Harvie Swartz (bass) Michael Smith (drums)
※原盤は廃盤のようです。1970年代作品3枚セットでどうぞ。ジャケットもよかったのに・・・
これはカッコいい。
コンテンポラリージャズの典型その1。
モダンジャズとは遠いし、フュージョンと呼ぶには柔らか過ぎます。
ヨーロッパっぽい音なのでヨーロピアンフュージョンと呼ぶのも何か違いそうだし、おまけにリーダーはアメリカ人。
カテゴライズは難しそうです。
美しくエキサイティングな音楽。
難しくも複雑でもありません。
アップテンポでは強烈な疾走感。
バラードではピアノの独特のタメでルバートっぽくなり、ドラマチック。
ときおり飛び出す得意の不協和音、スケールアウトが不思議感を醸し出します。
曲はメロディアスな美曲揃い。
サックス、フルートのスペースは大きく、素晴らしい演奏だけど、あくまで全体の中に溶け込み、ピアノを中心としたバンドの全体音が響きます。
後半は少しポップになりフュージョンっぽくなってきますが、それら含めて新しい質感の音楽。
しなやかで美しい、森のような音。
