“Yellow Fields” (1975) Eberhard Weber
Eberhard Weber (bass) Charlie Mariano (soprano saxophone, shenai, nagaswaram) Rainer Brüninghaus (keyboards) Jon Christensen (drums)

Yellow Fields
Universal Music LLC

エバーハルト ウェーバー





 Eberhard Weber、ECMでの第二作。
 “Silent Feet” (1977)、“Little Movements” (1980)と名作が続くバンドの初作。
 ベースとシンセサイザーのスペーシーな響きが彩る、柔らかなフュージョンミュージック。
 ゆったりとした幻想的な音。
 前作“The Colours Of Chloë” (1973)と比べると、ちょっとポップ色、あるいはフュージョン色が強くなった感じでしょうか。
 Rainer Brüninghausはピアノだけでなくシンセサイザーとエレピをたっぷり。
 あのCharlie Marianoがぶっ飛んだサックス。
 同世代のフュージョン、Weather Reportに近い感じもしますが、カチッとしたイメージ、あるいは弾むそちらに対して、とても柔らかく漂うようなEberhard Weber Band。
 さまざまな実験的な要素が組み込まれているのだと思いますが、気難しさはなく、わかりやすい音楽。
 が、21世紀に聞いても、あの時代のフュージョン・・・ってな感じは微塵もない、むしろ未来的なサウンド。
 柔らかなビート、空間を包み込むような響き、繰り返されるリフ。
 そして、そんな中をかっ飛んでいくアグレッシヴなサックス、ピアノ。
 陶酔へと誘うトリップミュージック。




 素敵なジャケットの原盤が廃盤なのは何ともさびしい。3枚セットでお得ではありますが。

Colours (Spkg)
Eberhard Weber
Ecm Records
2010-01-19





posted by H.A.