“A Generation Ago Today” (1967) Kenny Burrell

Kenny Burrell (guitar)
Mike Mainieri (vibes) Richard Wyands (piano) Ron Carter (bass) Grady Tate (drums)
Phil Woods (alto saxophone) 



 モダンジャズのKenny Burrell。
 不思議なぐらい熱くならない人。
 ブルージーなフレーズに粘りはありますが、コテコテにはならない。
 あくまでクールな質感。
 本作、ギタートリオを中心にサックスやビブラフォンを交えながら、スタンダード曲を淡々と演奏しているだけなのですが、それがクールな感じで何ともカッコいい。
 穏やかなジャズギターを聞きたいとき、思い浮かぶのはKenny Burrell、さて人気盤”Midnight Blue” (1963)とこれとどちらを聞こうかと思うとき、なぜか必ずこちらを選んでしまいます。
 いずれもクールながら、おそらくこちらの方がよりサラッとした感じがするから。
 しっとり感、湿度はあちらが上。
 そんなこんなで疲れた日のBGMにピッタリ。
 ”Midnight Blue”は文字通り真夜中に合いますが、こちらは早い時間からいける。
 さりげなくて何のことはなさそうなのだけども、あの時代の穏やかで洒落たジャズのカッコいいところが詰まった一枚。



posted by H.A.