“El Valle de la Infancia” (2014) Dino Saluzzi
Dino Saluzzi(bandneon)
José María Saluzzi (guitar, requinto guitar) Nicolás “Colacho” Brizuela (guitar) Félix “Cuchara” Saluzzi (tenor saxophone, clarinet) Matías Saluzzi (electric bass, double bass) Quintino Cinalli (drums,percussion)

ディノ サルーシ

 アルゼンチンのバンドネオン奏者Dino Saluzzi、ファミリーバンドでの2014年ECM録音。
 バンドネオンにサックス、ギター、ドラム、ベースの構成で、のどかでちょっぴり哀愁漂ういかにもアルゼンチン的な音楽。
 質感はJazz、フォルクローレ色が入り混じったワールドミュージック。
 タンゴ色は少々。
 この人、順調に新譜を出しており、ECMの看板ミュージシャン。
 いかにもそれらしい作品も多いのですが、このアルバムはあまりECM色は強くありません。
 緊張感は緩めで、温度感も暖か、難解な展開もありません。
 逆にエキサイティングなインタープレーや強烈なグルーブ感も少なく、落ち着いたのんびりした質感の音楽です。
 1,2曲目、いかにもDino Saluzzi的ないい意味で少し薄味なバンドネオンの音に始まり、ガットギターが絡みつつ、少々長めのルバートからインテンポに移行、リズム隊が加わり盛り上がっていく。
 いつもの展開ながら、ファミリーバンドの諸作の中でも一番穏やかかもしれません。
 これが本当のこの人の色合いなのかも、とか今さらながらに思ったりして・・・
 穏やかな日曜日にピッタリの音楽。

(※この投稿は2014/09/05から移動しました。)




 George Gruntz, Charlie Haden, Enrico Rava, Mark Johnson, Al Di Meola,Tomasz Stańkoその他いろんな人と共演していますが、長く続いたのはファミリーを除けばAnja Lechnerのみ。
 どの共演も素晴らしいのですが、前後左右、上下に伸び縮みするリズム、音の使い方についてこれたのは、クラシック畑のAnja Lechnerのみ、ってな見方は変でしょうかね。
 いずれにしてもみんなが憧れるスタイリスト、スーパーミュージシャンなのでしょうね。 

(1982) “Kultrum” 
(1983) ”Theatre” George Gruntz
(1985) ”Once Upon a Time - Far Away in the South” 
(1986) “Volver” Enrico Rava 
(1988) ”Andina
(1990) “World Sinfonia” Al Di Meola 
(1991) ”Mojotoro” 
(1993) “World Sinfonia II - Heart of The Immigrants” Al Di Meola 
(1995) ”Rios” Dino Salussi, Anthony Cox, David Friedman 
(1996) “Cité de la Musique” 
(1996) “Fábula” Maria João 
(1990-1996) “Di Meola Plays Piazzolla” Al di Meola
(Aug.1998) “From the Green Hill” Tomasz Stańko 
(Oct.1998) “Kultrum” Dino Saluzzi, Rosamunde Quartett 
(Jun.2001) ”If” Myriam Alter
(Nov.2001) ”Responsorium”  
(Oct.Nov.2002) ”Trio Tage” George Gruntz, Thierry Lang, Dino Saluzzi 
(Nov.2002) ”Senderos” 
(2005) “Juan Condori” 
(2006) ”Ojos Negros” 
(2009) “El Encuentro” 
(2010) “Giya Kancheli, Themes From The Songbook” Dino Saluzzi / Gidon Kremer / Andrei Pushkarev
(2011) ”Navidad de Los Andes” 
(2014) “El Valle De La Infancia” 

posted by H.A.