“The Remedy: Live at the Village Vanguard" (2006) Kurt Rosenwinkel 
Kurt Rosenwinkel (Guitar)
Mark Turner (Tenor Saxophone) Aaron Goldberg (Piano) Joe Martin (Bass) Eric Harland (Drums)

レメディ~ライブ・アット・ヴィレッジ・バンガード
カート・ローゼンウィンケル
SONG X JAZZ Inc,.
2013-02-27


 2014年現在、現代のトップジャズギタリストなのでしょう、Kurt Rosenwinkelの集大成ともいえるライブ盤。
 とにかく凄まじい。
 音圧、グルーブ感、スピード感、その他諸々。
 各人のインプロビゼーションも凄いが、バンドとしてのノリが凄まじい。
 複雑な構成の曲、激しいビートに乗せて、ディストーションを掛けたギターが唸りまくり。
 さらにMark Turnerのサックスもいつものクールさだけではなく、バンドの音に引っ張られるように激しいインプロビゼーション、ピアノもガンガンゴンゴン。
 特に凄まじいのはEric Harlandのドラム。
 全般煽りまくり、ここまでバコバコ叩く人だったとは。
 疾走しまくり、超音速の戦闘機か何かで何処か遠い所に連れて行かれているような感覚。
 音圧も凄いのですが、ロックっぽいかと言えばそうではなく、バンドは明らかにジャズのノリ。
 ギターのフレーズも変態チックなのだけどもジャズっぽい。
 必ずしも愛想があるとは言えない楽曲や、4ビートとは明らかに違う質感は、モダンジャズファンからは敬遠されるのかもしれませんが、新しいタイプのジャズの完成形の一つなのだと思います。
 Pat MethenyのUnity Bandってこれに影響されていたりして、と思うのは私だけ?
 ヘビー級の現代ジャズ。

(※本投稿は、2014/07/25投稿分から転載しました。)

※メンバーは違いますが。

posted by H.A.