“Bosonossa and other ballads”(1993)Tomasz Stanko
Tomasz Stanko(trumpet)
Bobo Stenson (piano)、Anders Jormin (bass)、Tony Oxley (drums)
トーマス スタンコ
1993年作。
前掲の“Balladyna”(1975)から20年も経ってるし、タイトル、メンバーからして落ち着いた音楽かな、と思ったこのアルバム。
ところがどっこい、やはり血と硝煙の香りが漂う戦闘ジャズもありました。
冒頭曲、バラードっぽく始まりゆったりとすること数分、だんだんと過激になっていきます。
そして行き着くところは・・・
“Balladyna”(1975)と比べれば、まだマイルドかもしれませんが、それはBobo Stenson、Anders Jorminの色なのかな?
Stankoさん自体は血管ブチ切れのアグレッシブさ。
激しいトランペットと、キレイなピアノ、深みのあるベースのバランスが絶妙。
みんなどこかに行ってしまっているような超激しい演奏に加えて、近年の落ち着きに通じる演奏も。
過渡期ですかね。
あるいはこの後、ECMに移ってからは毒気を抜かれたか?
なんだかんだで、ちょっと過激だけど、全編に溢れる緊張感がカッコいい、男臭い音楽です。
posted by H.A.
Tomasz Stanko(trumpet)
Bobo Stenson (piano)、Anders Jormin (bass)、Tony Oxley (drums)
トーマス スタンコ
1993年作。
前掲の“Balladyna”(1975)から20年も経ってるし、タイトル、メンバーからして落ち着いた音楽かな、と思ったこのアルバム。
ところがどっこい、やはり血と硝煙の香りが漂う戦闘ジャズもありました。
冒頭曲、バラードっぽく始まりゆったりとすること数分、だんだんと過激になっていきます。
そして行き着くところは・・・
“Balladyna”(1975)と比べれば、まだマイルドかもしれませんが、それはBobo Stenson、Anders Jorminの色なのかな?
Stankoさん自体は血管ブチ切れのアグレッシブさ。
激しいトランペットと、キレイなピアノ、深みのあるベースのバランスが絶妙。
みんなどこかに行ってしまっているような超激しい演奏に加えて、近年の落ち着きに通じる演奏も。
過渡期ですかね。
あるいはこの後、ECMに移ってからは毒気を抜かれたか?
なんだかんだで、ちょっと過激だけど、全編に溢れる緊張感がカッコいい、男臭い音楽です。