吉祥寺JazzSyndicate

 吉祥寺ジャズシンジケートは、東京、吉祥寺の某Barに集まるJazzファンのゆるーいコミュニティです。  コンテンポラリーJazzを中心に、音楽、アート、アニメ、カフェ、バー、面白グッズ、などなど、わがままに、気まぐれに、無責任に発信します。

2014年03月

【Disc Review】 “Vignettes” (2007) Marilyn Crispell

“Vignettes” (2007) Marilyn Crispell
Marilyn Crispell(Piano)

Vignettes
Marilyn Crispell
ECM
2008-04-22
マリリン クリスペル

 かつては激しい系のフリージャズを中心に演奏していた彼女。
 ところが近年、ECMレーベルに転身してから一転、バラード主体の美しいピアノを聴かせてくれます。
 このアルバムは彼女のピアノソロによるバラード集。
 タイトルVignettes(挿絵)、ジャケットのポートレートさながらに、モノクローム~淡い色合いの絵画的、映像的な音の流れ。
 漂うようなゆったりとしたテンポの中、もの悲しげなメロディが次々と現れては消え、現れては消えていきます。
 崩れそうで崩れない、危ういような、はかないような、しかし美しい音楽。
 ECMレーベル特有のエコーをたっぷり効かせた録音も手伝い、静謐で大きな空間の中にピアノの美しい音が漂います。
 全体の質感はフリージャズ的なのですが、メロディアスな曲が中心。
 数曲抽象的、散文的な曲もありますが、陰鬱さ、うるささはありません。
 Keith Jarrettなどのソロピアノが好きな人はもちろん、Bill Evansやヨーロッパ系ピアノあたりが好きな人にも是非。
 同時期のピアノトリオ版“Amaryllis”(2001)、“Storyteller”(2004)の同質で心地よいバラード演奏が詰まっています。
 気まぐれで入ったCaféで、もしもこんな音楽が流れていたら、一気にその店のファンになってしまうなあ。

 

posted by H.A.

【Disc Review】“'Round About Midnight” (1955) Miles Davis

“'Round About Midnight” (1955) Miles Davis
Miles Davis (trumpet)
John Coltrane (tenor saxophone) Red Garland (piano) Paul Chambers (bass) Philly Joe Jones (drums)

マイルス デイビス

 この冒頭曲が流れると周囲の景色が変わるような気がします。
 さしずめ真冬のマンハッタン、真夜中。
 ハードバップの確立とか、歴史的名盤だとか、コルトレーンがうるさいとか、そんな野暮なことは忘れて1950年代マンハッタン、ハードボイルドな雰囲気に浸りましょう。
 カッコいいなあ。




posted by H.A.
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