吉祥寺JazzSyndicate

 吉祥寺ジャズシンジケートは、東京、吉祥寺の某Barに集まるJazzファンのゆるーいコミュニティです。  コンテンポラリーJazzを中心に、音楽、アート、アニメ、カフェ、バー、面白グッズ、などなど、わがままに、気まぐれに、無責任に発信します。

【Disc Review】“Veja o Som (See the Sound)” (2009-2010) Jovino Santos Neto

“Veja o Som (See the Sound)” (2009-2010) Jovino Santos Neto
Jovino Santos Neto (Piano, etc.)
Danilo Brito (Mandolin) Teco Cardoso (Flute) Anat Cohen (Soprano sax) Paquito d'Rivera (Clarinet) João Donato (Piano) Toninho Ferragutti (Accordion) Bill Frisell (Guitar) Gabriel Grossi (Harmonica) Luiz Guello (Congas, Djembe, Pandeiro) Tom Lellis (Shaker, Vocals) Joe Locke (Vibraphone) Mike Marshall (Mandocello, Mandolin) Airto Moreira (Percussion, Vocals) Paula Morelenbaum (Vocals) Joyce Moreno (Vocals) Gretchen Parlato (Vocals) Mônica Salmaso (Vocals) David Sanchez (Tenor Sax) Vittor Santos (Trombone) Ricardo Silveira (Guitar)

Veja O Som (See the Sound)
Jovino Santos Neto
Adventure Music
2010-10-19


 ブラジリアンのジャズピアニストJovino Santos Neto。
 ブラジルの名曲を一曲づつ異なる豪華ゲストを迎えて演奏する企画アルバム。
 誰が参加したかは上記を参照していただくとして、不思議なのが何故か私の好みのミュージシャンが多いこと。
 David Sanchez、Ricardo SilveiraPaula MorelenbaumJoyce Moreno、Paquito d'Rivera、João Donato、Airto Moreira、Joe Locke、Gretchen ParlatoMônica Salmaso・・・・
 いずれもビックネームなので単なる偶然なのか、私が好むブラジル的ジャズ、ジャズ的ブラジルの人脈が限られているのか?・・・
 さておき、そんな内容なので私的には大満足。
 ショーロ、ボサノバ、ミナス、ジャズ、フュージョン・・・なんでもござれ。
 いずれも名曲、名手の演奏。
 スタートはToninhno Hortaの名曲"Aquelas Coisas Todas"をDavid Sanchezのテナーで。
 さらには、別世界にいざなうGretchen Parlatoの超スロー”How Insensitive”の凄み。
 ・・・その後も続々続々・・・
 ブラジル的ジャズ、ジャズ的ブラジルのショーケース。
 これはたまりません。





posted by H.A.

【Disc Review】“Homes” (2015) Gilad Hekselman

“Homes” (2015) Gilad Hekselman
Gilad Hekselman (guitar)
Joe Martin (bass) Marcus Gilmore, Jeff Ballard (drums)

Homes
Jazz Village
2015-10-09
ギラッド ヘクセルマン

 ニューヨーク系コンテンポラリージャズの人気ギタリストGilad Hekselman、最新アルバム。
 前作“This Just In” (2011,2012)からサックスが抜け、シンプルにトリオ。
 この人のギター、音は艶やか、キレイで優しげ、でもフレージングは予想不可能、強烈な浮遊感。
 何か別のルールで弾いているような感じ。
 次はこうかなと思っていると違うところへ。
 でも、調和を崩すわけでもないし、とらえどころがない感じでもないし。
 散文的?Wayne Shorter的?それも違うか・・・
 なんだか変わっているんだけども、妙な感じではないし、基本的にはキレイだし、最後はなぜかまとまっていく。
 浮遊感系、不思議系、そしてクール系。
 バンド全員がそうだとなんだかわからないものになりそうだけど、ビシッとした推進力の強い最新型のリズムの上でこれだからカッコいいんでしょうね。
 ビシバシなドラムが煽る煽る。
 曲はこれまた不思議系のオリジナル+Pat Metheny, Baden Powellなど。
 短いプロローグ?インタールド?を挟むのは前作と同様。
 何かメッセージがあるのでしょうが、現時点では読み解けず。
 オリジナル曲はどれも抽象度が高く複雑なようで、何故かサラリと聞けてしまいます。
 テーマ一発、あとはアドリブ・・・といった印象ではなくて、徐々に盛り上がるドラマチックな構成も前作と同様。
 これどうなるんだろう・・・と思っていると気が付けばドカーンと盛り上がっている、これまた不思議な質感。
 不思議系だけども気難しさはありません。
 今のニューヨーク系コンテンポラリージャズの典型の音、かな。
 20世紀にはこんな感じのギタートリオ、なかったもんね。




posted by H.A.

【Disc Review】 祝!John Abercrombie Quartet 初CD化!

“Arcade” (1978), “John Abercrombie Quartet” (1979), “M” (1980) John Abercrombie
John Abercrombie (Guitar) 
Richard Beirach (piano) George Mraz (bass) Peter Donald (drums)

The First Quartet
John Abercrombie
Ecm Records
2015-12-04
ジョン アバクロンビー





 John Abercrombieの傑作アルバムが3枚組(“Arcade” (1978), “John Abercrombie Quartet” (1979), “M” (1980))でようやくCD化されました。
 “Arcade”のみ1枚CD化されていて、重複してしまいますが、長年(30年以上)待っていたので購入しました。
 1970年代後半のJohn Abercrombieのギターは最高にすばらしいです。
 1977年頃、このメンバー(John Abercrombie (Guitar) Richard Beirach (piano) George Mraz (bass) Peter Donald (drums) )での来日公演を見に行きましたが、前座にPat Metheny Groupが出演していた事からもわかるように、当時の彼は凄かった。
 John Shofieldもアウトフレーズにおける、彼の音の解釈を尊敬していたらしい。
 ピアノのRichard Beirachを除くトリオでスタンダード集の” STRAIGHT FLIGHT (DIRECT FLIGHT)”(1979)というアルバムも出ていましたが、こちらも早くCD化してほしい。
 同時期に彼はドラムスのJack DeJohnetteのコンボ、”Directions”(1977)(未CD化)にも参加していますが、こちらもまたすばらしい!
 リーダーのDeJohnetteがメンバーを一新し、“New Directions” (1978)となるが、彼だけは残っていました。
 John AbercrombieはLarry Coryell、John McLaughlinに継ぐギタリストだったと思います。




※こちらはまだ廃盤・・・



posted by M.A.

【Disc Review】”Dance Without Answer” (2012) Norma Winstone

”Dance Without Answer” (2012) Norma Winstone
Norma Winstone (voice)
Klaus Gesing (bass clarinet, soprano saxophone) Glauco Venier (piano)

ノーマ ウインストン

 Norma Winstoneの音はいつも同じ。
 年月が経っても、齢を重ねても、メンバーが変わっても、背景を作る楽器の音色が変わっても。
 漂うような時間、緩やかな空間、曖昧な意識の中、遠くから聞こえるバスクラリネット。
 そして優しい声。
 静謐で、冷たくて、なぜか少しだけ温かい空間。
 優しい冬の音。




posted by H.A.

【Disc Review】“Stories Yet To Tell” (2009) Norma Winstone

“Stories Yet To Tell” (2009) Norma Winstone
Norma Winstone (voice)
Klaus Gesing (bass clarinet, soprano saxophone) Glauco Venier (piano)

ノーマ ウインストン

 前掲“Somewhere Called Home” (1986) から20余年。
 時代は流れ、メンバーは変われど音は同じ。
 どこか遠いところに連れて行ってくれる音。
 冷たくて、でも、少しの温もり。
 なぜか安心できるところ。
 とてつもなく美しくて悲しい響きの冒頭曲に涙。




posted by H.A.
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