“Bass Desires” (1985) Marc Johnson
Marc Johnson (bass)
Bill Frisell (guitar, guitar synthesizer) John Scofield (guitar) Peter Erskine (drums)
Marc Johnson、人気ギタリスト二名を従えたアルバム。
同じくPeter Erskineとのコンビでの“Current Events” (1985) John Abercrombieが同時期、以降もギタリストを交えたアルバムが多く、ギターがよほどのお気に入りなのでしょう。
何でもできそうなメンバーですが、ジャズ度は低め、ロックの色合いの方が強いフュージョンのイメージ。
Pat Metheny、John Abercrombieのこの時代の諸作も同じ空気感はありました。
そういう時代だったのでしょうし、Marc Johnsonの音楽の本来の色合いでもあるのでしょう。
が、さすがにECM。少々の毒気。
手堅いながら推進力の強いビートを背景に二人のギターが暴れまくり。
John Scofieldはいつもながらのブルージーなギターですが、Bill Frisellは変幻自在、過激モードもしばしば。
結果、全体のイメージが定まらない感もあるのですが、バリエーションに富んでいていんじゃない、といった見方もあるのでしょう。
4ビート、8ビート、ルバートでのバラード。
明るめのロックから、激しいインプロビゼーション、浮遊感の強いフリー、などなど。
Coltraneの“Resolution”含めて人気曲が入ったアナログA面の方が人気なのかもしれませんが、私的には少々地味ながらインタープレー色が強いB面の方が好み。
Marc Johnsonのこの種の作品、いくつもありますが、全て不思議なギターアルバムです。
posted by H.A.
Marc Johnson (bass)
Bill Frisell (guitar, guitar synthesizer) John Scofield (guitar) Peter Erskine (drums)
Marc Johnson、人気ギタリスト二名を従えたアルバム。
同じくPeter Erskineとのコンビでの“Current Events” (1985) John Abercrombieが同時期、以降もギタリストを交えたアルバムが多く、ギターがよほどのお気に入りなのでしょう。
何でもできそうなメンバーですが、ジャズ度は低め、ロックの色合いの方が強いフュージョンのイメージ。
Pat Metheny、John Abercrombieのこの時代の諸作も同じ空気感はありました。
そういう時代だったのでしょうし、Marc Johnsonの音楽の本来の色合いでもあるのでしょう。
が、さすがにECM。少々の毒気。
手堅いながら推進力の強いビートを背景に二人のギターが暴れまくり。
John Scofieldはいつもながらのブルージーなギターですが、Bill Frisellは変幻自在、過激モードもしばしば。
結果、全体のイメージが定まらない感もあるのですが、バリエーションに富んでいていんじゃない、といった見方もあるのでしょう。
4ビート、8ビート、ルバートでのバラード。
明るめのロックから、激しいインプロビゼーション、浮遊感の強いフリー、などなど。
Coltraneの“Resolution”含めて人気曲が入ったアナログA面の方が人気なのかもしれませんが、私的には少々地味ながらインタープレー色が強いB面の方が好み。
Marc Johnsonのこの種の作品、いくつもありますが、全て不思議なギターアルバムです。
posted by H.A.